このところ、
令和になってから二年目の世間でのマスクの争奪戦がかまびすしい・・・。
昭和のマスクと言えば、
なんといっても
タイガーマスク
サンダーマスク
仮面ライダー
英語でマスクドライダー
Masked rider
変身しただけでマスクが付いてくるなんて、仮面ライダーがうらやましい限りだ(?)
ライダーマンは肝心な部分がマスクできていない・・・。

変身してもマスクの付かない、ライダーマンと私たち普通の人間は、やはりマスクで防衛・・・。
自分の世代だと、欲しくても、どうしても買えないものって、
ガンプラ=
ガンダムのプラモデルでさんざん体験させられたものだったなあ。
プラモが欲しくて、おもちゃ屋に並んでも、なかなか買えなかったという
あんな気持ちを思い出すとは。
嗚呼
早く平穏になりたい!!
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こだわりの音楽とファッション
ぼくがこどもの頃に熱中して見ていた
仮面ライダーは、好評を博し、
そのあとにも、
仮面ライダーV3(ブイスリー)、仮面ライダーX(エックス)、仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーストロンガーとつづく、
このストロンガーは、
初代の仮面ライダーのような、バッタの怪物なのか、正義の味方なのかという分かりにくいデザインではなく
こどもの大好きな昆虫の王様、カブトムシがモチーフ、派手な配色、ストレートなデザイン。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ。聞け!悪人ども!俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」
という、紋切り口調の決め台詞も面白かった。
幼稚園児のぼくは素直にカッコいいと思えた。
仮面ライダーをはじめから見てきたぼくにとって
ストロンガーの終盤は、今でも、とても熱いものが込みあげてくる。
世界で転戦していた(という設定)
本郷猛・仮面ライダー1号
一文字隼人・仮面ライダー2号
風見志郎・仮面ライダーV3
結城丈二・ライダーマン
神敬介・仮面ライダーX
山本大介・仮面ライダーアマゾン
先輩の仮面ライダーたちが、
城茂・仮面ライダーストロンガーのいる日本に集結し
栄光の7人ライダーは
敵のデルザー軍団、大将である「岩石大首領」を倒す。
最後は演じられていた役者さんたちが顔出しでいっせいに並ぶ姿は
本当に感無量だった。
ながらく続いた仮面ライダーシリーズも、ストロンガーで終了してしまい。
リアルで見ていたぼくは、当時、幼稚園の年長であり、
あたかも、幼稚園の卒園と同時に仮面ライダーから卒業して
幼児から少年へと、成長していく過程を感じた。
その、「仮面ライダーストロンガー」で主役を演じられた「城茂」こと、
荒木しげるさんが2012年の4月14日に肺炎によって亡くなられたということをインターネットのニュースで知った。
荒木さんは、生前に、長期入院された際に、こんなエピソードがある。

30歳過ぎのお医者さんから
「サインしてください!」と頼まれたとのこと。
30歳過ぎで、もう立派なおとなであるにも関わらず、
自分があこがれていたヒーローを目の前にしたとたん
まるでタイムスリップでもしたかのように、当時のこどもの5歳の目になってしまったのだとか。
これにより、荒木さん自身も、忘れかけていた、自分の中にあるヒーローを演じた自身の誇りを取り戻し
病に打ち克てたという。
昭和40年代生まれのぼくは、
なにかの車のキャッチフレーズではないが、今ではすっかり"男の真ん中"の世代となり、
世の中、きれいごとだけでは生きていられないということ。
どうにもならない困難が起きても、ヒーローのように、スパスパと解決などもできず、
くじけるし、めげるし、投げやりになったり、捨てばちになったりすることもある。
荒木さんは、こうも語られている。
「もし、なにかにつまづいたら、すべてをかなぐり捨てて、
一度、こどもの頃に戻って、また、新たな気持ちで明日から、がんばればいいじゃない」
晩年には「どっとこむ」という居酒屋を経営されていた荒木さん
ぼくは行ける機会がなかったけれど、
ぼくと同じように、いい大人たち・・・。
それも、目だけは5歳のときのようなキラキラしたお客さんで盛り上がっていただろうことを想像できる。
ちゃんと、ファンだった元こどもへの遊び場をつくってくれていた荒木さん。
2011年には、目黒区議員になるべく、出馬されていたが落選されてしまった。
かつてのように、パンチやキックで戦うのではなく、
自分の考えでもって、世の中の流れを変えようと戦おうとされていたのだろうか。
仮面ライダーストロンガーの番組内で30話にて、ヒロインである、タックルこと岬ユリ子が、敵の毒に侵され
余命いくばくも無いときに、荒木さん演じる城茂に、
「世の中が平和になったらどこかに旅をしたい」
と語りかけられるシーンがある。


そのタックルも、戦いで死んでしまう。
また、演じられた岡田京子さん自身も、タックル出演後の11年後に亡くなられてしまった。
今頃、この世での戦いを終えた二人は天国でなかよく旅をしているのだろうか。
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昭和40年代(生まれ)の諸君は「仮面ライダーカード」なるものを集めたことはないだろうか?
1971年から1973年1月までカルビー製菓(現・カルビー)が発売した仮面ライダースナック(かめんライダースナック)は、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』を題材としたカード(仮面ライダーカード)がオマケとして付属していて、後に「カルビースナック 仮面ライダー」と改名された。
ボクはおこづかいを全て「仮面ライダーカード」につぎこんでいた。
毎月、もらえるおこづかいの枠を超えてしまうと、親から来月のおこづかいはもちろんのこと、さらに、翌年にもらえる予定のお年玉からも前借りしていたほどだった。
親から散髪代を渡されても、床屋に行かず、隠し持っていたハサミで妹に切ってもらってお金を浮かしたり、それこそ、お目当てのカードのみ欲しいがために、中身のスナックを川に捨てる友達もいたほどで、日本中が社会現象になるほどの爆発的な人気を得た。
"ラッキーカード"が出ると、カードを入れるアルバムがもらえるのだが、
なかなかラッキーカードが出ないのだ。
すっかり、仮面ライダーカードがどういうものかを忘れてしまった諸君に、
もう一度、思い出してもらうために、仮面ライダーカードとカードアルバムを紹介しよう。
ちなみに今、ミスプリントカードにプレミアム価格が付いている。
写真は本郷猛なのだが、ひとつは文中に一文字隼人と書いてしまっている。
もうひとつは、「へんしんしろ!一文字隼人」になってしまっている。
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