なんとなく薄味に
2019年に突入した。
いよいよ平成時代も最後の年となる。
昭和のかおりのする文章を中心に書いているが、
平成すらも終わろうとしている。
さて、昨年末に、大掃除をしていて、要らないものが、多々あることに気づいた。
まずは、靴だ。
昔、名古屋駅の靴屋で買った「MURO」というメキシコ製のローファーブーツ。
ローファーのハイカット版のようなブーツ。
当時は、ちょっとモードっぽい路線を目指していた気がする。
アニエスベー。トランスコンチネンツあたり・・・。
もう5年は履いた記憶が無い。
というのも、
5年ほど前に学生時代の旧友と再会したときに、このブーツを履いていたのだが、
古臭いと一蹴されてしまったのだ・・・。
自分ではイケているつもりでも、
まったくイケていなかったのだ。
私は自営業で、人と会うことがあまりなく、
傷みが少ない分、物持ちが良い。
輸入品なので、もったいなくて捨てられない。
しかし、こういった奇抜なデザインの靴は、流行り廃りに影響されやすい。
廃った後は、へんてこな靴に見られてしまったのだろう。
そして、パトリックコックスのワナビーというブランドの蛇皮のローファー。
これは、名古屋のパルコのセールで買ったのだ。
もう25年は履いていないかも・・・。
なんで、こんなぶっ飛んだ靴を買ってしまったのだろう。
「おしゃれは足元から」
とはいうが、いくらなんでも足元が主張しすぎてる。
クラブ(語尾が上がるほう)に、通っていたときのために買ったぽい・・・。
それとは別に、ときどき履いている靴は、
SEBAGO(セバゴ)のローファー(茶色)
REDWING(レッドウイング)のポストマンシューズ(黒)、
今は、どんな靴が流行っているのか、もう分からないので、
流行り廃りに関係のないだろうポストマンとローファー。
デザインも、レッドウイングの中では、
一番、らしくない外見なので、ゴリゴリと主張しすぎず意外と飽きない。
このポストマンも茶色いローファーも、20年は前に買ったものだ。
このポストマンは万が一、ダメになっても、おかわりしたいくらい馴染んでいる。
デザインは薄め、しかし、作りはしっかり、そして、長持ち。
こういった靴を手入れしながら過ごしていこう。
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カテゴリー: こだわりの音楽とファッション