『パーソナリティ』を含むコンテンツ

日本のDJのさきがけ

有名なDJに小林克也さんがいる。

小林さんは、72年~73年に『アフロレイキ』という黒人音楽のカフェバーでDJをしていたそうで。
まさに、日本のDJ(ディスクジョッキー)の始祖ともいえる。

そんな小林さんがパーソナリティを務めていた『ベストヒットUSA』

1981年4月4日に開始し、1989年9月30日に終了した。

まるごと80年代の洋楽シーンを象徴する番組だったのだ。


「アメリカでは今、こんな曲がはやっているんだー!」

「おお!この曲はカッコいいな」

というように、番組をVHSで録画しつつもリアルタイムで見ていた。

番組内で紹介される曲名、アーティストをメモして
レンタルレコードショップ(CDレンタル)に行っては、レンタルして
カセットテープにダビングしたものだった。

そんな、青春の1ページを彩り、いまや忘却の彼方に行ってしまっていた
洋楽情報番組だが、なんと!いまでもリバイバルされて放送されている。

http://www.tv-asahi.co.jp/besthitusa/

パーソナリティは小林さんのまま。

それは、番組制作を担当するスタッフのある言葉がきっかけだという。

81年に放送が開始した、カーグラフィックTV、ベストヒットUSAは、
当時の若手スタッフのアイディアからスタートしたのだそうだ。

そして、その頃に若手スタッフだった彼らが、編成部長と出世し、
ベストヒットUSAとカーグラフィックTVを復活させる。

今は、公式に音源の販売会社が動画サイトでかんたんに新曲を試聴できるようにしてくれていたり、
テレビの前でわくわくしながら、番組を楽しみにしていた頃とは違う。

しかし、2000年代に入ってからというもの、
制作側も、もう面白いコンテンツを作れるネタが枯渇してしまったという事情がある。

本物の良いコンテンツは、時を越えても通用する。

なので、20年前の本物はやはりすごかったのだと再認識し、
復活にいたったのだという。

復活させる前に企画したCD「ベストヒット'80s」が発売当初、
5~6万枚程度、売れれば良いかなと
思っていたら、ふたを開ければ、30万枚も売れたのだとか。
それが復活の起爆剤となったのだ。

TVのCMや街中でも、狙っているかのように80年代のなつかしめの曲がよく使われる。

企業でも、お金を使える立場の人というのは、
40代から50代なのだ。

つまり、その世代にターゲットをしかけてマーケティングしているのである。

「シック」、「クール&ザ・ギャング」、「シャラマー」など、
70年代、80年代にディスコで遊んでいた世代が、自分たちの全盛期に
かかっていた曲がかかりだしたとたんに当時の血が騒いでしまうというわけだ。

80年代は日本が元気だったし、
お金を湯水のように使う若者が多かった。

女性雑誌のJJ世代、アルマーニなどなど、
バブル世代がイケイケな中、
その下の世代の、小学生、中学生までもベストヒットUSAを楽しみにしていたのだ。

80年代のディスコサウンドは、とてもゴージャスで
ギター、ドラム、パーカッション、シンセサイザーがオシャレで音が良かったのだ。

現代の音楽は、打ち込みが多用されていて、いまひとつ迫力に欠けるのである。

プロモーションビデオ(PV)もマイケルジャクソンは、
一本の映画が作れそうなくらいの莫大な資金、一億円もかけて
ショートムービーのように撮影したりと広報活動にお金を使っていた。

インフェルノという編集ソフトをはじめて使ったのもPVで、80年代の後半は、
音楽は目で楽しむものという感覚だった。

10代の敏感な少年、少女も、「良い物は、時を経ても変わらない」
と認識しており、自分たちが生まれてもいない80年代の音楽をかけても好印象だそうだ。

そんな彼らの親が、その当時の曲を口ずさむと
どうして、その歌をしっているの?ということも多いそうだ。

昭和世代にとっては懐メロでも、平成世代には新曲になるのである。

そのため、親子の間で80年代の洋楽を話題にしても、
そのときだけは親離れしたい年頃の子供でも、あまりうざったいと感じないのだという。

80年代のPVは、映画『フラッシュダンス』などに代表されるポップで分かりやすい曲が多く、
その映像と、音楽から、当時、つきあっていた彼氏、彼女との思い出がよみがえってくるという。

レコードの頃はカセットにダビングするのがやっとだったが、
CDが普及してからは、自分のセレクトした曲を厳選して
勝負用にムード満点のBGMテープを作った方もいることだろう。

「この曲がかかるころは夕方だから、プレゼントを渡してと・・・(どきどき)」

80年代は"六本木のカローラ"と称されていたBMWが流行っていたが
本当はアメ車に乗りたかったという男性も、お金が自由に使えるようになってきて
良い物件があれば、乗ってみたいという見込み客も居るそうだ。

ファッションについても、20年で一周するといわれており、
10年前だと、ダサいものでも、20年前だと、見慣れないせいもあり、カッコよく見えてしまうのだ。

10歳程度の年齢差だと反発してしまうことでも、
20歳も年齢差があると、意外とウマがあって仲良くなることも多いのだとか。

番組宛てに「いつも、父と見ています。80年代の曲が好きなので、もっとかけてください。」
という中学生からのリクエストも届くのだとか。

ホイットニー・ヒューストン、カイリー・ミノーグ、リック・アストリーのようなポップス、
ローリングストーンズ、シカゴ、スターシップ、TOTO(トイレではない)のようなロック、
クイーン、エアロスミス、KISSのようなハードロックなど




たとえ好きなジャンルが違っていたとしても、、やはり、80年代の曲を耳にすると
時代の空気感を思い出し心地よかったりする。


プロフィール


昭和40年代ブログ管理人プロフィール画像

昭和40年代



  • 性別:男性
  • お住まいの地域:愛知県
  • 自己紹介: このマークは文字で構成されています。 お時間のある方は解読してみよう! どうしても分からない人は、ここにヒントがあるよ。

サイト内検索

タグクラウド

feed FEED