2012年10月アーカイブ

「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ」という音楽ドキュメンタリー映画がある。


ヴィム・ヴェンダース監督で、親交のあったギタリスト、ライ・クーダーが、

1997年にキューバのミュージシャンたちと製作。


キューバというと革命家チェ・ゲバラと葉巻と野球が強いっていうイメージしかなく、
ラテンの世界はまったく知らなかった。


世界的ギターリスト、ライ・クーダーとヴィム・ヴェンダースが
キューバ音楽に魅了され製作した音楽ドキュメンタリー作品。

この映画に登場する、じい様の鮮やかなシャツの着こなしや帽子の被り方のスタイリッシュなこと!


80才を過ぎても、
「英語はしゃべれないから、これから勉強しよう」
とサラリと言ってのける若々しさ。

個人的に「Chan Chan」が耳に残った。


こういうラテンミュージックって、一頃、
場末のコーヒー専門店でよく掛かっていたような気がする。

ブルースともジャズとも違うので、イマイチ日本では浸透しにくいジャンルだけど、
どことなく郷愁を誘う。

そんなキューバの服にキューバシャツがある。


スペイン語で「グァジャベーラ」と呼ばれるキューバシャツ。

キューバでは正式な伝統服として親しまれている。

そんなシャツを私も持っている。(笑)

パッと見るとふつうの白いシャツだけど、
よく見ると、プリーツが入っていて
日本では、あまり見かけないし真新しくていいなと思って、それ以来、
夏になると、ちょくちょく着たりしている。

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綿とポリエステル素材なので、洗濯でザブザブ洗えるし、すぐに乾くし
シワにもなりにくい。

そして、礼服であるならば、失礼にはあたらないはずだと思う・・・。

アメリカンカジュアルがアメカジ、フレンチ(フランス)カジュアルがフレカジ、
イタリアンカジュアルがイタカジなら

キューバカジュアルはキュバカジと呼べばいいのだろうか?

地元の津島市にある、小粋なバー
そちらは「独国屋(どいつや)」という渋~いお店である。

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マスターがとてもシャイな方で、
ドイツというよりは、古きよきアメリカっぽい雰囲気かな。

私はドイツ語なら

Ich(I) liebe(love)dich(dich).イッヒ リーベンディッヒ

"あなたを愛しています"

Danke schoen ダンケシェーン

"ありがとう"

くらいしか話せない・・・。

あとは、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ

という自動車メーカーの印象が強い。

映画なら、バグダット・カフェが好き。

「Calling you」 Jevetta Steele 『BAGDAD CAFE』

バーボンももうずいぶん飲まなくなったけど、ここで飲むメーカーズマークは五臓六腑に沁みわたる。

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店内で流れていた、ちょっと古めの、アメリカやイギリスなんかのロックがはまり、
ちょっと背伸びしたかった頃を思い出す。

「ジム・ビームをロックで」
「オールド・ターキーをストレートで」
「あ、チェイサー(強い酒を飲む際に、続けて飲む水)お願いします」
「この曲って、BBキングですね~」

マスターと、そんな会話のやりとりをする。

(日本語でOK!笑)

こだわりがありすぎて、お客を選んでしまうような雰囲気だけど、
この西尾張地方のはしっこ津島市で、"男"になれる貴重なお店として長く残って欲しいので
このノリに共感できる方は、ぜひとも足を運んでみていただきたい。


津島市昭和町三丁目17-1
昭和ビル1F

独国屋 

人類は、猿から進化したといわれており、
体を覆っていた毛皮は退化してしまったわけで、
外に出るときには、裸のままでは捕まってしまうので、
何か服を着なくてはならない。

コーディネートに困ったとき、

「とりあえずビール」

という感覚で、ボトムはリーバイス501を選ぶことが多い。

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この世に存在する全てのジーンズの原点がこのリーバイス501。

いまどきフロントボタン。

洗えば縮んでしまう生地。

それこそが501の個性である。

リーバイスのCMに出演していた映画評論家の水野晴郎さんとジョン・ウェイン、パトリック・ウェイン


リーバイス501よりも高いジーンズもあれば、安いジーンズもある。

しかし、それは、このリーバイス501を指標として派生したということであり、
つまり、それ以外のジーンズは「なんちゃってジーンズ」なのである。

金銭的に苦しい学生時代、この原点を履いていることで、
「俺はおしゃれには力は入れないけど、でも、ポリシーはあるぜ」

という存在感を示すことができた。

1848年 アメリカ西海岸でゴールドラッシュが始まり、
ジーンズは、砂金を掘っていると従来のズボンでは
すぐ破れて困るということに着目した1851年にリーヴァイ・ストラウスさんが(リーバイス創業者)が発明した。

この501は、現在でも生産されていて、年代ごとに、仕様がコロコロ変わるので、
マニアの間では、コレクターズアイテムにもなっているようだ。

とはいえ、ジーンズは、もともとは作業服であるので、
私は、そこまで、深入りはせず、現状で入手できるモデルで、どこかの古着屋で安くて適当なサイズがあれば、
買い溜めしておくような服であると思っている。

まだ下ろしたてならば、上にジャケットやポロシャツを合わせれば、ちょっとこぎれいに着こなせる。

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少し色あせてきたら、夏はTシャツ、冬はダウンジャケットと組み合わせてカジュアルに。

そして穴が開いてしまったら日常の作業用の野良着にする。


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大量生産されていつでも手に入る定番。

安く買えて、遠慮なく使えて、目的が果されれば、ポイッと捨てられる。

だけど、存在感は出せる。

もし、リーバイス501をロボットにたとえるならば、
SFアニメ「装甲騎兵ボトムズ」に出てくる。
AT(Armored Trooper アーマード・トルーパー) スコープドッグのようである。

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↑これは、タカラのおもちゃチョロQ風にディフォルメされた『チョロQボトムズ』


ロボット物としても斬新で、いわゆるロボットの目、鼻、口という顔がなく、顔に当たる部分は
三つのカメラレンズのみで構成されている。

ATのスコープドッグは主役機でありながら、武器として大量生産され、
壊れたら直すし、直せなければ躊躇なく捨てられる、もしくは拾う。

そして、乗り手の使い方によってカスタムされるのだ。

これも作業着として機能する501と同じように
ATも戦闘機としてのみ機能すれば、華美な装飾などいらないというストイックさがある。

そんなふうに思いながら、501を履くときは、脳内で「炎のさだめ」がリピート再生されてしまうのだ。

 


なお、501は、アメリカでの生産を終了してしまい、
今では北米地域の生産国はメキシコ、グアテマラ、ドミニカが請け負うようになってしまった。

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「501は本国 アメリカ生産」という図式が、このジーンズのアイデンティティのひとつでもあると思うのだが、

強い者が生き残ったわけではない。
賢い者が生き残ったわけでもない。
変化に対応した者が生き残ったのだ。

チャールズ・ダーウィン『種の起源』

というように、501もまた、これからも変化していくのだろう。

メキシコはアメリカと陸続きであるので、そのスピリッツは受け継がれていかれるものと信じたい。

我が家で、もっとも古い家電。

それはナショナルのレコードプレイヤーである。

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大昔、母の母(つまり祖母)が、私の幼稚園ぐらいのときに買ってくれたのである。

家でレコードを聴くことなんて、高校生くらいが最後だったかと思うので、
もう25年は、まともに使っていない。

しかし、捨てるに捨てられず、まだこうしてひっそりと部屋の隅に佇んでいるのだ。

壊れてはいないので、今でもレコードを聴くことができる。

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レコードは井上陽水の『二色の独楽(こま)』というLPアルバム


爆発したようなアフロヘアとラングラーのジーンズ姿がいかにも70年代っぽくていい感じ。

70年代の井上氏は、本当にアグレッシブで、歌詞が小気味よくリズムに乗せられて
耳に伝わる。

アルバムの中の歌詞カードは本人の直筆というのもカッコいい。

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そして、貴重なサングラスを外した素顔も見られる。

まだまだ現役で使えるレコードプレイヤー
今は、ただ、壊れないように労わりながら、でも、時々は使ってあげたいと思う。

All That Jazz(オール ザット ジャズ)

Breathe(ブリーズ)


日本ではあまりヒットしなかったんだけど
さわやかなコーラスがキレイで好きだった。

本来、黒人が演奏するであろう、ソウルミュージックを青い目の白人が演奏することから

"ブルーアイドソウル"と呼ばれることがある。

ホール&オーツ、シンプリーレッド
そして、スパンダ-バレエとか好きな方なら気にいると思われる。

わずか、二枚のアルバムを残したのみの彼らの楽曲は、
ほどよくジャズっぽいアレンジをほどこされ
夕暮れの海をドライブしながら聴きたいような気分になる。

リリース当時、カセット版で所有していたのだけど、
どこかに行ってしまった・・・。

CDが出てきたばかりで、CD版がまだ高くて、カセット版を選んだのだけど
CD版で買っておけばよかったかな。

天白区のマニアックなホビーショップ GATE WAY(ゲートウェイ)
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いやあ、60~90年代のコテコテのプラモデル、食玩、ガチャガチャ、超合金、レコード、本などなど山積みにされていて、

「うわー 全部ほしいかも」
って思った。

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名古屋市の天白区は、「遊べる本屋 ヴィレッジヴァンガード」の発祥の地でもあり、
車、バイク、サブカル系のお店がたくさんあり、マニアックなコレクターには楽しい町。

子供の頃、欲しかったおもちゃとも再会を果たせたのですが、
プレミアが付いてしまい、けっこう良いお値段になってしまっていた。

子供の頃のおこづかいを精いっぱい貯めて買ったということは、
今のプレミアム付きの値段も大人の金銭感覚で直すと、案外、適正なのかもしれない。

お店の品ぞろえに圧倒されクラクラしながら、今回は、仮面サイダーのみ買って帰途についたのであった。

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アメージング トイ ショップ ゲイトウエイ


〒468-0072
名古屋市天白区大坪2-1701
(地下鉄鶴舞線塩釜口駅
      2番出口を出て左へ徒歩5分)
TEL 052-833-4356
営業時間 午後1時~午後8時
定休日 月、火
(祝日の場合は営業)

津島市のジャズ喫茶『くれよん』

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文化の乏しい津島市で、おいしいコーヒーとジャズをお届けされていらっしゃる素敵なカフェ。

私は、ジャズは詳しくはなくて
マイルス・デイビス、ナット・キング・コール

そして、サッチモことルイ・アームストロングしか知らない。

ルイ・アームストロング、 (Louis Armstrong, 1901年8月4日 - 1971年7月6日)


ということで、私、加藤の誕生日である7月6日がサッチモの命日であり、
こちらから一方的に親近感があるのだ。

おそらく、題名は知らなくても、
「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」は、
昔、ホンダのシビックのCMで使われていたことから、けっこう、ジャズに精通していなくてもリズムを口ずさめるのではないだろうか?


カフェでは、ちょっと斜に構えた雰囲気に浸り、ひとりでお茶を飲み、備え付けの雑誌を読んで
ジャズのLPやEPレコードを管球式アンプで聴く。

ホット一息つくのにうってつけなのだ。

若かりし頃は、けっこうライブを聴きに行ってたのだけど、ご無沙汰気味なので
また、聴きに行ってみようかな。



JAZZ くれよん
  津島市蛭間町 
Tel 0567-25-3272
OPEN 11:30a.m.~9:00p.m.
 (Liveday 11:30a.m.~ライヴ終了時)
木曜定休


かつての1970年代にスーパーカーブームで、
日本中の少年の心にインパクトを残したランボルギーニ・カウンタック、
ランチア・ストラトス、デ・トマソ パンテーラなどなど、
ある世代ならワクワクしてしまうことだろう。

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その生みの親、天才カーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニさん

そんなすごい人の愛車ってなんだろう?

とても気になる~。

なんと!ガンディーニさんは
日本の軽自動車のSUZUKI・ワゴンRにお乗りなのだとか。

えーーー?!

伝説のスーパーカーを作ってきたという人物であり、

もしも、「あなたは偉人として誰を選ぶ?」と聞かれたら、

「ガンディーニさん」

と応えそうなくらいに、すばらしい仕事をされた人なのだが、
それほどの自負はないそうである。

まあ、たしかに、70代の御仁には、整備性のよくないミッドシップエンジン、
積載の乏しいガルウイングの2シーターで日常を送ることは酷なのかもしれない。

ワゴンRは、日本のアシとして、そのへんでゴロゴロ走ってる。

なにも珍しいクルマでもない。


「ねずみの嫁入り」という昔話があるのだが、

年頃の娘のねずみに婿を迎えようと、婿には、この世で一番、強いヤツがふさわしいということで
太陽に娘の婿にと親ねずみが伺ったところ、

太陽は、雲に隠されてしまうことがあるので、オレは雲には敵わないという。

では、雲は?

雲は風に吹き飛ばされてしまうから、ワシは風には敵わないという。

では、風は?

風は壁を吹き飛ばすことができないから、オイラは壁には敵わないという。

では、壁は?

壁はねずみにかじられて穴を開けられてしまうから、ねずみには敵わないという。

結局、ねずみが強かった。

なんと、答えは一番、身近なところにあったというオチなのである。


ガンディーニさんいわく

「インテリジェントな車だ」

ただ、欧州仕様で、エンジンとボディは日本向けと違うそうである。

それでも、こんな偉大な人が日本車にお乗りなんて、少し身近に感じた。

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