2012年7月アーカイブ

有名なDJに小林克也さんがいる。

小林さんは、72年~73年に『アフロレイキ』という黒人音楽のカフェバーでDJをしていたそうで。
まさに、日本のDJ(ディスクジョッキー)の始祖ともいえる。

そんな小林さんがパーソナリティを務めていた『ベストヒットUSA』

1981年4月4日に開始し、1989年9月30日に終了した。

まるごと80年代の洋楽シーンを象徴する番組だったのだ。


「アメリカでは今、こんな曲がはやっているんだー!」

「おお!この曲はカッコいいな」

というように、番組をVHSで録画しつつもリアルタイムで見ていた。

番組内で紹介される曲名、アーティストをメモして
レンタルレコードショップ(CDレンタル)に行っては、レンタルして
カセットテープにダビングしたものだった。

そんな、青春の1ページを彩り、いまや忘却の彼方に行ってしまっていた
洋楽情報番組だが、なんと!いまでもリバイバルされて放送されている。

http://www.tv-asahi.co.jp/besthitusa/

パーソナリティは小林さんのまま。

それは、番組制作を担当するスタッフのある言葉がきっかけだという。

81年に放送が開始した、カーグラフィックTV、ベストヒットUSAは、
当時の若手スタッフのアイディアからスタートしたのだそうだ。

そして、その頃に若手スタッフだった彼らが、編成部長と出世し、
ベストヒットUSAとカーグラフィックTVを復活させる。

今は、公式に音源の販売会社が動画サイトでかんたんに新曲を試聴できるようにしてくれていたり、
テレビの前でわくわくしながら、番組を楽しみにしていた頃とは違う。

しかし、2000年代に入ってからというもの、
制作側も、もう面白いコンテンツを作れるネタが枯渇してしまったという事情がある。

本物の良いコンテンツは、時を越えても通用する。

なので、20年前の本物はやはりすごかったのだと再認識し、
復活にいたったのだという。

復活させる前に企画したCD「ベストヒット'80s」が発売当初、
5~6万枚程度、売れれば良いかなと
思っていたら、ふたを開ければ、30万枚も売れたのだとか。
それが復活の起爆剤となったのだ。

TVのCMや街中でも、狙っているかのように80年代のなつかしめの曲がよく使われる。

企業でも、お金を使える立場の人というのは、
40代から50代なのだ。

つまり、その世代にターゲットをしかけてマーケティングしているのである。

「シック」、「クール&ザ・ギャング」、「シャラマー」など、
70年代、80年代にディスコで遊んでいた世代が、自分たちの全盛期に
かかっていた曲がかかりだしたとたんに当時の血が騒いでしまうというわけだ。

80年代は日本が元気だったし、
お金を湯水のように使う若者が多かった。

女性雑誌のJJ世代、アルマーニなどなど、
バブル世代がイケイケな中、
その下の世代の、小学生、中学生までもベストヒットUSAを楽しみにしていたのだ。

80年代のディスコサウンドは、とてもゴージャスで
ギター、ドラム、パーカッション、シンセサイザーがオシャレで音が良かったのだ。

現代の音楽は、打ち込みが多用されていて、いまひとつ迫力に欠けるのである。

プロモーションビデオ(PV)もマイケルジャクソンは、
一本の映画が作れそうなくらいの莫大な資金、一億円もかけて
ショートムービーのように撮影したりと広報活動にお金を使っていた。

インフェルノという編集ソフトをはじめて使ったのもPVで、80年代の後半は、
音楽は目で楽しむものという感覚だった。

10代の敏感な少年、少女も、「良い物は、時を経ても変わらない」
と認識しており、自分たちが生まれてもいない80年代の音楽をかけても好印象だそうだ。

そんな彼らの親が、その当時の曲を口ずさむと
どうして、その歌をしっているの?ということも多いそうだ。

昭和世代にとっては懐メロでも、平成世代には新曲になるのである。

そのため、親子の間で80年代の洋楽を話題にしても、
そのときだけは親離れしたい年頃の子供でも、あまりうざったいと感じないのだという。

80年代のPVは、映画『フラッシュダンス』などに代表されるポップで分かりやすい曲が多く、
その映像と、音楽から、当時、つきあっていた彼氏、彼女との思い出がよみがえってくるという。

レコードの頃はカセットにダビングするのがやっとだったが、
CDが普及してからは、自分のセレクトした曲を厳選して
勝負用にムード満点のBGMテープを作った方もいることだろう。

「この曲がかかるころは夕方だから、プレゼントを渡してと・・・(どきどき)」

80年代は"六本木のカローラ"と称されていたBMWが流行っていたが
本当はアメ車に乗りたかったという男性も、お金が自由に使えるようになってきて
良い物件があれば、乗ってみたいという見込み客も居るそうだ。

ファッションについても、20年で一周するといわれており、
10年前だと、ダサいものでも、20年前だと、見慣れないせいもあり、カッコよく見えてしまうのだ。

10歳程度の年齢差だと反発してしまうことでも、
20歳も年齢差があると、意外とウマがあって仲良くなることも多いのだとか。

番組宛てに「いつも、父と見ています。80年代の曲が好きなので、もっとかけてください。」
という中学生からのリクエストも届くのだとか。

ホイットニー・ヒューストン、カイリー・ミノーグ、リック・アストリーのようなポップス、
ローリングストーンズ、シカゴ、スターシップ、TOTO(トイレではない)のようなロック、
クイーン、エアロスミス、KISSのようなハードロックなど




たとえ好きなジャンルが違っていたとしても、、やはり、80年代の曲を耳にすると
時代の空気感を思い出し心地よかったりする。


科学と文明が発展した未来都市に、
地球侵略を目論むジュラル星人が攻めてきた。

主人公・泉研はベルトに光をチャージしてチャージマンに変身。

「チャージング GO!」


ジュラル星人の脅威から地球を守るために奮闘する。


地球の平和を守るため、今日も戦うチャージマン研!

『チャージマン研!』(チャージマンけん!)は、ナック(現・ICHI)制作。

1974年にTBSテレビなどで放送されたテレビアニメである。


この番組は月曜日から金曜日まで、毎日10分間だけ放送する形式であり、

同じような放送方式の円谷プロ制作の「トリプルファイター」は、一週間でストーリーを続き物にしているのに対し、
この番組はOPとEDもあるので、本編の尺は5分弱で一話完結のため唐突なストーリー展開。


確実にアニメに割けるセル画の枚数が足りておらず、
アニメでありながら絵が動いていないという
低予算ぶりが目立つ。(止め絵という演出にあらず、紙芝居のように絵が動かない。)

悪役のジュラル星人が弱過ぎるのは、尺の都合上であろう。

しかし、完全な勧善懲悪ばかりでもなく、ジュラル星人でも
地球人に対して友好的な意思を持つ者も登場するのが、ワンパターンで終わりたくない作り手のささやかな抵抗にも取れる。

アニメの制作を担当したのがタツノコプロの下請けの
タマプロであることから、
時折、画風に「マッハGO!GO!GO!」を連想させられる。

子供向けのようでありながらしっかり暴力的なシーンも
ある。

精神病院の患者(その中で男性なのにブラジャーをしていて、異常っぽさをかもし出している患者が出るのだが、現代では男性用のブラがふつうに入手できるようになった・・・)、
やたら鳴き声がリアルすぎる野良犬をいじめる描写、
毒キノコを食べてトリップする描写、
都市で大暴れする大仏、
サンライズの「ザンボット3」に先駆けて人間爆弾の回もある。

「ボルガ博士おゆるしください」
人間爆弾にされた博士を侵略者の円盤にぶつけるという非情すぎるシーン。

正直、幼児にはトラウマになりそうなストーリーもあり
侮れない。

制作があの「ナック」だと知ると、さもありなんと納得させられてしまう。

あふれんばかりの70年代B級テイストに浸りたい御仁にはおススメできる。

ツッコミどころ満載なのだが、だんだん作品世界に慣れてきてしまう。

水族館の水槽の中で泳ぐイカやタコを見るとどうしてもジュラル星人の触手に見えてしまい思わずアルファガンを向けたくなる衝動に駆られるのはここだけの秘密だ。



アニメ「宝島」1978年の10月に放映が開始された。

二重人格のサスペンス物で有名な「ジキル博士とハイド氏」の作者でもある
イギリスのロバート・ルイス・スティーブンソン(スチーブンソン)の
同名冒険小説が原作である。

アニメ「家なき子」の後番組であり
監督(演出)は出崎統氏、キャラクターデザインと作画監督は杉野昭夫氏が担当する。


『あしたのジョー』、『エースをねらえ!』、『ベルサイユのばら』
などでもおなじみのコンビである。


一部の古めのアニメファンなら、

「バシィーン」
「カァーン」

といった効果音とともに、画面が透過光を使った止め絵になる独特の演出が脳裏に浮かぶことだろう。

本作でも随所に止め絵が見られる。


音楽を担当されているのは、羽田健太郎氏、主題歌を町田よしと氏

「さあ、これから冒険の旅に出かけるぞ!用意はいいか?ヤロウども」

といったワクワク感を盛り立ててくれる。


今は、こうした作品をきちんとテーマとした"主題歌"が本当にないなあと思える。

どこかのタイアップで、作品とは関係ない歌詞の羅列であったり、
新人の売り出しの手段に使われたりなど、
まあ、大人の事情というやつなのだろう。


基本的には、このアニメは、スティーブンソンの原作をなぞるようにアニメ化されているのだが、
全26話というゆったりしたスパンのせいもあり、
主人公ジム・ホーキンズの日常、母カレンとの酒場兼宿屋ベンボー亭の経営の場面。
ガールフレンドのリリー、尊敬しているリブシー先生、お金持ちのトレローニさんといった登場人物がじっくりと描かれる。

そんな中、平凡な日常を破るように現れるのが、
ベンボー亭に客としてやってきた訳ありげなビリー・ボーンズ

一本足の男の影におびえ、不安をかき消すようにラム酒をあおる。

彼の口ずさむ歌がまた良い。



亡者の箱まで

にじり登った15人

いっぱいやろうぜヨーソロー

他の奴らは、酒と悪魔に飲まれたぜ

もひとつやろうぜ、ヨーソロー



"ヨーソロー"の意味がよく分からないが
歌詞も単純だし、口ずさんでいるうちに、
自分も船乗りの一員にでもなったかのような気がしてくる。

そして、めったに飲むことのないラム酒が無性に飲みたくなるのだ・・・。

そんなビリーは、かつての海賊の仲間から命を狙われ
なんとか、ピンチを切り抜けるものの
酒の飲みすぎにより、命を落とすことになる。

ジムはビリーの持っていた宝島までの地図を託され、
リブシー先生に相談。トレローニさんの船、ヒスパニオラ号で宝島に向うことになる。

そこで、コックとして雇われたのが、一本足の男、ジョン・シルバー!

父親の居ないジムにとって、父親のような存在感を見せるシルバー。

シルバーも、ジムを息子のようにかわいがるし、
人身売買の商人からも身を挺して守る。


まったく、原作を知らないでアニメを見たため、
この作品が物語の内容だと思っていた。

後述するが、このアニメ版は、ジムとシルバーの関係を大きくアレンジしたものだということを
最近になって知った。

序盤の船出から、旅を終えて帰るまで、男しか登場しない。

まさに、男の作品である。

とはいえ、わんぱくなジム、
料理の得意なシルバー、
医者で判事の、英国紳士リブシー先生、
いかにもジョンブル然としたトレローニさん
任務に忠実なスモレット船長
クールだが頼れるグレー

そろぞれキャラクターの個性が立っているのが見事だ。

そして、シルバーは、宝島に到着する時点で、真の正体である、
海賊だということを明かすこととなり、
ジムと対立することになる。


父のように慕っていたシルバーの裏切りに翻弄されながらも、
それでも、宝探しに取り組む。

まあ、下衆な言い方になり恐縮だが、
自分だって、幼少の頃の父親は、とても偉大に感じていた。

仕事はもちろんのこと、スポーツだって、遊びだって、常に良い結果を出す。
怖いけれど、強くて尊敬できる男。

まさに、子供が勝手に抱いていたイメージ。

しかし、こちらが、大きくなるにつれて、
仕事仲間と慰安旅行で、旅先のコンパニオンとよろしくやっていただとか、
大人向けの本を隠していたとか。(笑)

知りたくもない姿が見えてくるようになる。

あれあれ?こちらが思っていたイメージと違うぞ?

というように、捉え方が変わってくるのである。

つまり、こちらが、成長するにつれて、
父の見え方が変わってきてしまうのだ。

シルバーも、目的のためには非情になるのだ。

放映当時は、自分は、9歳なので間違いなく

「シルバーめ!なんてやつだ」

ジムのほうの気持ちだった。

しかし、もう40代になってしまうと、
めちゃくちゃシルバーの気持ちが理解できるようになってしまう。

"目的のためには手段を選ばない"

というと、聞こえは良いが、
ひとつの道を進まないとならないときに、
仲間、仕事を捨てないと前に(もしくは後ろに?)、進めないという選択の場にも何度か遭った。

他人からは自分の行動が黒く見えたとしても、自分は白いつもり。

白と黒だけでは分けられない選択の数々。

己の信念を貫くシルバーって、とても純粋なのだ。

敵と味方になっても、おたがいを気遣うジムとシルバー

あたかも父と子が、男と男として認め合う間柄になったかのように。

出崎監督の他の作品、「ガンバの冒険」は、
それこそ、ガンバたちネズミ対ノロイ率いるイタチの関係においては
単純に、イタチを"天敵"、"悪"として見るだけで良かった。

シルバーもひどい男だが、それでも、一度は憧れた男である。

このシルバーは悪役ながらイタチとは違い、憎みきれない魅力があふれているのだ。

この難しい人物像をよく表現されているなあと感心してしまう。

そして、とうとう、宝が見つかるが、
帰りの船ではシルバーは、犯罪者であるため、鎖で縛られてしまう。

グレーと酒の飲み比べ勝負で、鍵を持っているグレイに勝ち、鍵をまんまと手に入れて
シルバーは脱走に成功する。

この勝負は、どうも変であり、グレーがわざと隙を作ったように見える。

海賊として処刑されるよりも、どこかで生き延びて欲しいという願いがあったのだろう。


小説の原作では、ふつうに故郷で結婚したというグレーの生涯が、
アニメでは戦死という点が、ちょっといたたまれないが、
彼は最後、故郷のアイルランドの独立戦争に加わる。


シルバーの裏切りのときでも、勝ち目のないほうであるジムたちに加担するという
グレーの信条から、この戦争もやはり勝ち目がなく
敵の銃弾に命を落とすこととなる。

「シルバー、こんなとき、あんたならどうする?」

グレーもまた、シルバーに憧れていたのである。

「○○、こんなとき、あんたならどうする?」

こうした気持ちは、男ならけっこう出くわすのではないだろうか?

尊敬している先輩、お世話になった先生。

すっかり疎遠になってしまい、もう年賀状すらも出さないような、双方の間柄が深い地層に埋もれたようになりながらも、どうしようもならない窮地に立たされるとき。
ふと、その存在を思い出すこと。

このように、このアニメは、男同士の信頼、情景、尊敬といった心模様をうまく描いている。

ジムの声を鉄腕アトムなどの清水マリ氏が充てられ
まっすぐでよどみのない少年を演じ、
シルバーの声は若山弦蔵氏が務めていて、渋いセリフを連発する。

「昔のことを思い出しちゃラム酒の味がまずくなるからな」

「夕日は裏切りの名人だ。あっという間に人の心を夜の闇に突き落としちまう。
大人になってからやっと分かった。それから夕日が嫌いになった。
わかっていてもよ、それでも野郎(夕日)は美しい。
だから負けねえようにさ、俺の勇気を試しているのさ」 

最近になり、映画版(実写)の「宝島」を見る機会が得られた。

宝島(Treasure Island 1950年公開 ディズニー・プロ製作)

ディズニー初のカラー作品なのだそうであるが、
物語が、淡々と進むだけのように見えてしまい、
アニメ版のダイジェストを実写化して、あらすじでも見ているかのようだった。

ジムはまだしも、シルバーがぶちゃむくれなヒゲ面のオッサンで憧れの感情なんてこれっぽっちも湧いてもこない。

ディズニーだけに、ディズニーランドのアトラクションにでも乗っているような気分にはなれる。

1950年というと、戦後間もない頃だ。

日本なら物資も乏しい、そんな時期にカラー(総天然色)で映画を作れる
アメリカとは、なんとリッチな国だったのだろうというところが窺い知れる。

こうして、時代を超えて、「宝島」はその存在感を見せつけてくれる。

こうした冒険モノは夏が、よく似合う。

夏が終わると少年は男になるのだ。

背が伸びたり、大きな魚を捕まえられるようになったり、
泳ぐ距離を伸ばせたり。

なので、今回のテーマ「宝島」は夏にこそ見ていただきたい。

また、この「宝島」があったからこそ、
『海賊戦隊ゴーカイジャー』、『ONEPEACE(ワンピース)』という、海賊をテーマとした作品たちも後に続いたのであろう。

70年代は、今のように
数える程度のヒーロー番組ということはなく

有名無名どころから、
いくつもの作品が放送されていた。

そんな中、1974年に月光仮面でおなじみ
川内康範原作の「ダイヤモンドアイ」の後番組として「電撃!!ストラダ5」がスタートする。





国際的犯罪組織に対して結成された
国際警察の秘密チーム男性四人、女性一人という構成で、放映当時は、
東映制作の秘密戦隊ゴレンジャーなどで有名なスーパー戦隊シリーズすらもはじまっていない頃である。

まだ、今のように、途中で追加戦士が投入されるとか、決着は巨大ロボットでとどめをさすとかそういったルーチンな流れすらもなく、
良い意味で型にはまっておらず、
荒削りながらも限られた予算の中で面白く作ってやろうという作り手の気概が感じることができる。

30分番組なので、子供向けのヒーロー番組なのだろうが、変身するのではなく、私服から戦闘着に"着替え"て戦うのである。

特撮というほど、特殊な効果もなく、キレのある肉弾戦がメインで無国籍アクションというジャンルなのだろうか。

出演が日活アクションシリーズで「エースのジョー」として知られる宍戸錠氏=高村輝次郎/ジュピター、
渋い演技力で定評のある地井武男氏=殿村幻次郎/オリオン(ストラダ2)、
番組放送後に「仮面ライダーアマゾン」で主演することとなる岡崎徹氏=堀田貫介/ペガサス(ストラダ1)
「飛び出せ!青春」などの学生役などで活躍する剛達人氏=竹中一念/アポロ(ストラダ3)、
前年に「ワイルド7」で主役を演じた小野進也氏=宝木正/ルナ(ストラダ4)、

そして、主題歌を担当されているのは、
"ワルサア ピイさんじゅうはち~ このてのお なかにいーい"
「ルパン三世」の主題歌を担当されたチャーリー・コーセイ氏。

世界征服を企むビッグノヴァの首領ミスターアスモディの声を、"悪役の中の悪役"、飯塚昭三氏が充てている。

当時では、豪華なキャスティングであろう。

ただ、その中で、ヒロイン、星カオリ/アンドロメダ(ストラダ5)を演じる、山科ゆり氏だけは、経歴が分からず、「薄幸そうなクールビューティなこの方は何者だろう?」と気になって、調べたところ、なんと、当時、ロマンポルノ女優だと知る。

たしかに、現代の戦隊モノでも、元AV女優が悪のヒロインとして登場することはよくあるが、
現役で子供向け番組でヒロインを演じてしまうという、ぶっ飛んだキャスティングである。

制作当時の日活は、もう、かつての無国籍アクションシリーズや青春モノでヒットを飛ばした"にっかつ"ではなく、低予算な成人モノで糊口をしのぐ「日活ロマンポルノ」の時代であった。

登場人物の顔と名前もそろそろおぼえたかなあと思った頃、悪の首領も、正体は分からないまま、プツンと終わってしまう。

当時のことはよく分からないが、なにかのつなぎとして作られた番組のようである。
視聴率による打ち切りという事情ではなく、人気があろうとなかろうと、この番組は1クール全13話、放映開始時にはすでに撮影が終わっていたそうである。

顔出しのヘルメットと戦闘服というチープなコスチューム、市販車にステッカーを貼っただけのマシン。

子供向けのおもちゃすらも出ていなかったと思う。

さて、山科ゆり氏の存在感がどうも気になり、かつて出演されていた映画を見てみた。

「濡れた荒野を走れ」という73年作のロマンポルノである。

この作品でも、地井さんと共演しているので、さらに驚かされる。

晩年のお人よしで、人懐っこい地井さんでなく、
ギロリと眼光鋭い刑事を熱演している。

脚本を、後に「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」を監督することとなる長谷川和彦氏が担当、監督の澤田幸弘氏も、「太陽にほえろ」「西部警察」といったハードな刑事モノを手がけられており、

単なる成人映画ではなく、"やるせない公僕(刑事)の行き場のない衝動"、"火遊びに憧れる青い性"といった描写も見事に表現されている。

また、作品内で鈴木ヒロミツ氏率いるモップスの名曲「たどりついたらいつも雨ふり」が、とても効果的に使われる。




当時の、円柱状のサイレンのパトカー、黒い固定電話、トランジスタラジオ、反戦運動、アングラ劇団といった風俗やアイテムも見ていて楽しめた。

70年代というと、どうもほこりっぽく、60年代のように、ただアメリカに憧れていたピュアな感性がくもり、オイルショックでしらけてしまった貧乏くさいイメージがあるかもしれない。

だけど、なぜか引き込まれてしまうのである。

ファッションやカルチャーは20年ごとに繰り返すというので、90年代もたしかに、ロングヘアの男性や、ベルボトムまでは行かないけど、ブーツカットの裾広がりのジーンズもリバイバルした。

ということは、また、そろそろリバイバルするかもしれない。


アメリカの16代大統領リンカーンは「男は40歳を越えたら自分の顔に責任を持て」と言った。

このブログを書いている、大杉、加藤はまさに40代。

そういえば、まだ顔もフルネームも公開していなかった。

とはいえ、偉人でもタレントでもない
一般人が顔を公開しても、印象は薄くなりがち。

そこで、ひとひねりして
自分の顔を自分の名前で表現すると、
はたしてどうなるだろうか?

自分の"名前専用へのへのもへじ"
【名前ロゴアート】という。

大杉幸一

昭和40年代のブログ-大杉幸一


昭和40年代のブログ-おおすぎこういち
「おおすぎこういち」

お:頭(右上)
お:あご、首もと
す:右眉、右耳
ぎ:頭(左上)
こ:メガネ(右側)
う:左眉、メガネ(左側)
い:頭(左側)
ち:鼻、口


加藤 誠
昭和40年代のブログ-加藤誠

昭和40年代のブログ-かとうまこと
「かとうまこと」
か:頭(左上)
と:頭(右側)
う:左耳、あご
ま:前髪、右眉、右耳、右目
こ:左眉、左目
と:鼻、口


商談、打ち合わせ、異業種交流会など
【名前ロゴアート】をワンポイントで名刺に入れておくと、評判がよく感心してもらえる。

初対面の方同士だと、間が持たないことが多い食事会などでも

「ふむふむ、この文字は目になるんだなあ」

といった具合に、会話がはずむことがある。

名刺交換してくれた方が次に逢うときでも、

「あの変わったマークの名刺の人」

と覚えていてくれることも多い。

また、名前は人それぞれ違うので、まったく違うデザインになるところも個性を出せる。

金子みすゞさん「みんなちがって みんないい」という詩があるように。

プロフィール


昭和40年代ブログ管理人プロフィール画像

昭和40年代



  • 性別:男性
  • お住まいの地域:愛知県
  • 自己紹介: このマークは文字で構成されています。 お時間のある方は解読してみよう! どうしても分からない人は、ここにヒントがあるよ。

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